CEOメッセージ

株主・投資家の皆さまへ

社長

 親愛なる株主の皆さま、そして顧客の皆さま、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 はじめに、本年初頭より全世界で拡大している新型コロナウィルス感染症により苦しんでおられる方々に心よりお見舞い申し上げます。 このたび当社第26期の事業年度(2019.03~2020.02)を終了しましたので、概況をご報告申し上げます。


FY19(2019.03~2020.02)の実績について

 FY19(2019.03~2020.02)における当社グループの業績は前期と比較して減収減益となりました。業績の大半を占めるJTC単体において、小売事業における売上高の減少が影響しました。 2019年においては、国土交通省によると、クルーズ船の日本国港湾への寄港回数が前年比減少となりました。 その一方で、航空便の新規就航や増便等によって航空座席供給量が増加し、特に中国や東南アジアからの訪日外客数が堅調に推移した結果、当社店舗への来店客数も堅調に推移しました。 次に、韓国においては、韓日関係の悪化等によって、2019年8月以降は訪日外客数が減少する状況が続き、当社店舗への来店客数も減少した結果となりました。 直近においては、新型コロナウイルス感染症による影響により、中国政府による団体旅行禁止、日本政府による入国制限の影響が大きく影響し、訪日外客数が激減しました。 これらの影響により、業績に影響を与える結果となりました。


FY19(2019.03~2020.02)の主な取り組みについて

 FY19(2019.03~2020.02)は、当社グループの主要顧客である団体ツアー利用者獲得に関する施策の一環として、北海道札幌市において、 これまで交通の利便性の問題により発生していた冬季の機会損失の回避及び更なる顧客の利便性の向上を目的として、既存2店舗を集約した大型店舗となるJTC北海道店を移転オープンさせました。 また、大型駐車場を完備した顧客利便性が高い生活広場熊本店の移転オープン、沖縄県石垣市に新たに生活広場石垣店をオープンさせました。 これにより、これまで以上の団体ツアー利用者誘致を可能とする環境整備を行うとともに、商品ラインナップの大幅な拡充を実施し、お客様目線での店舗づくりに取り組んでまいりました。 一方、更に増加が見込まれる個人旅行客に対する施策としては、DOTON PLAZA大阪において、品質にこだわったCAFÉ AIRISをオープンするとともに、 DOTON PLAZA大阪限定の新商品の拡充や継続的なイベントの開催を実施し、個人旅行客の積極的な取り込みに努めてまいりました。 さらに、当連結会計年度において2年目となる韓国における事業につきましては、事業機会を的確に捉えるべく取組みを強化しているところです。
 新型コロナウイルス感染症は世界に甚大な影響を及ぼしており、当社グループを取り巻く環境は先行き不透明な状況となっております。 当社グループは、新型コロナウイルス感染症による事業活動や業績への影響をできる限り抑えつつ、全社員が力を合わせてこの難局を乗り越え、 これからも観光産業創造企業の実現に向けて挑戦し続けます。

 今後とも、なお一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役 具 哲謨
2020年7月


具 哲謨